開幕6戦未勝利→新体制2連勝に導くSTVV初ゴール! 殊勲の谷口彰悟が感じる上昇気流「今はみんな自信を持ってやれている」
「セットプレーでの得点のところは毎回狙っている」
上昇気流に乗っている。この勢いを止めるつもりはない。 シント=トロイデン(STVV)は現地時間9月21日、ベルギーリーグ第8節で、ベールスホットと敵地で対戦。小久保玲央ブライアン、小川諒也、谷口彰悟、山本理仁、藤田譲瑠チマが先発、伊藤涼太郎が途中出場し、日本人計6選手が出場したなか、3-0で快勝した。 【動画】頼もしい男!谷口の先制点にして決勝点 STVVは開幕6戦未勝利と調子が上がらず、クリスティアン・ラタンツィオ監督を早々に解任。新たにフェリス・マズー監督を迎えてから2連勝となった。 谷口は新体制に確かな手応えを感じているようだ。試合後にクラブ公式のインタビューに応じ、次のように語った。 「明らかに雰囲気は少し良くなったというか。ずっと勝てないなかで、1つ勝てたことによって自信をつけた選手もたくさんいたと思う。チームとしてもやっていることが結果に繋がる自信を得た前回のゲームだったので、その勢いで今回は良い準備をして、アウェーの地に乗り込めた。今はみんな自信を持ってやれているかなと思っている」 今夏に加入した33歳の日本代表DFは、開始9分でCKの流れから押し込み、新天地初ゴールをマーク。自身の得点に関しては、こう伝えた。 「セットプレーでの得点のところは毎回狙っている。チームとしても毎試合、準備をして取り組んでいるし、今日はその準備した通りではなかったけど、セカンドボールだったりをみんなで足を止めずに準備した結果、自分が押し込むことができた。非常に良かったかなと。セットプレーで先制点を取れたのは大きかった」 次節は9月27日に行なわれるサークル・ブルージュ戦。谷口は「チームは連勝で勢いに乗っているけど、もっともっと安定した戦い方ができるなって反省点も今日かなり見て取れた。ただ、この勢いは絶対に崩したくはないし、次もしっかり勝って3連勝できるような空気でまた、1週間良い準備をしていきたい」と力強く締め括った。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部