【眞栄田郷敦】実写映画『ゴールデンカムイ』で印象に残っているキャラクターは?
原作について
2014年から約8年間連載し、「マンガ大賞2016大賞」、「手塚治虫文化賞マンガ大賞」(2018)、「第51回日本漫画家協会賞大賞」(2022)といった多く受賞歴のある大人気漫画。全31巻でシリーズ累計2,600万部超(※2023年11月時点)のベストセラーとなっていて、2018年4月からはTVアニメの放送も開始(※現在は、TVアニメ第4期まで完結)。完結後の現在も熱烈な支持を集めています。 内容は、明治末期の北海道を主な舞台とした、金塊を巡って繰り広げられるサバイバル・バトル。主人公の“不死身の杉元(佐一)”とその相棒であるアイヌの少女・アシㇼパ、さらに大日本帝国陸軍第七師団や、戊辰戦争で戦死したはずの土方歳三など、歴史上の人物も加わって、埋蔵金戦線は大混戦! 複雑に絡み合う利害関係によって敵と味方が入り乱れる緻密で熱い物語は、読み始めたら最後、1ページたりとも読み飛ばせません! 作品の面白さに輪をかけているのが、メインストーリー以外の“その他”の要素。登場人物の生い立ちや、旅の途中でアシㇼパが腕を振るうアイヌ料理やサバイバル知識、ギャグ&パロディといったお笑い要素など、「そうくるの!?」「だと思った」という展開が随所にもりこまれているので、重めのテーマながらも、ポップに楽しめちゃいます。ちなみに、連載時のキャッチコピーは「冒険・歴史・文化・狩猟グルメ・ホラー・GAG&LOVE!! 和風闇鍋ウエスタン!!」でした。
実写映画版キャストについて
主人公で“不死身の杉元”と呼ばれる元陸軍兵・杉元佐一を山﨑賢人さん、ヒグマに襲われる杉元を助けたことをキッカケに旅の相棒となるアイヌの少女・アシㇼパを山田杏奈さんが。“脱獄王”の異名を持つ天才脱獄犯・白石由竹役に矢本悠馬さん、さらに杉元とアシリパが探す金塊を狙う大日本帝国陸軍第七師団中尉・鶴見篤四郎役に玉木宏さん、杉元&鶴見と同じく金塊を狙う元新撰組“鬼の副長”土方歳三役に舘ひろしさんなど、豪華キャスト陣が集結しました。 なお、今回お話を伺った眞栄田さんは、第七師団上等兵の“孤高の凄腕スナイパー”と呼ばれる、尾形百之助役で登場します!