【小保方氏会見速報(1)】STAP細胞「論文の結論に影響ない」
STAP細胞の論文問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが9日午後、大阪市内のホテルで会見した。 【アーカイブ動画】STAP細胞問題で小保方晴子氏が会見
紺色のワンピースに身を包んだ小保方氏は冒頭、論文作成について、「私の不勉強、未熟さゆえに理研など多くの皆様に多大な迷惑をかけ申し訳ない。深く反省している」と謝罪し、頭を下げた。また「不勉強なままの作業で、私の不注意も加わり、多数の不備が結果的に生じてしまったことを情けなく、申し訳なく思っている」と述べた。 STAP細胞については、「STAP現象がいつか必ずだれかの役に立つと信じて研究を続けてきた。他の研究者から見たら考えられないレベルの間違いがたくさんあると思うだろうが、論文の結論に影響がないことと、何より実験は確実に行われており、データも存在していることから、悪意を持ってこの論文を仕上げたものではないことを理解してほしい」と、STAP細胞論文の結論に影響がないと訴えた。 そして「STAP現象が論文の体裁上の間違いで否定されるものでなく、科学的な実証・反証をへて研究が進んでいくことを何より望んでいる」と今後の研究の進展に期待した。