「孫」名乗り…85歳女性を殺害、通帳や印鑑奪う “強盗殺人罪”で28歳男を起訴 被害女性の自宅のリフォーム担当も
2022年、長野県伊那市で起きた殺人事件です。検察は、一人暮らしの高齢女性を殺害し、通帳や印鑑などを奪った強盗殺人の罪で、整体師の男を起訴しました。 強盗殺人の罪で起訴されたのは、伊那市の整体師・橋爪亮太被告28歳です。
起訴状などによりますと、橋爪被告は、2022年12月1日午後11時半ころから2日午前0時半ころまでの間に、伊那市西箕輪の住宅で殺意を持って当時85歳女性の首を何らかの方法で絞めて殺害し、女性の通帳と印鑑、マイナンバーカードを奪ったとされています。
検察は、被告の認否を明らかにしていません。 橋爪被告は、2019年ごろから地元の農機具販売やリフォームを請け負う会社に勤務し、女性の自宅のリフォームも担当していました。
橋爪被告は、2022年12月2日、女性の通帳を持って伊那市と駒ヶ根市の金融機関に行き、「孫」を名乗って現金350万円を引き出そうとして、詐欺未遂でも逮捕・起訴されています。