尾上菊之助「いい人すぎるにもほどがある!感じで演じたい」流行語とからめ初役意気込み
尾上菊之助(47)が9日、都内で、国立劇場主催の初春歌舞伎公演「彦山権現誓助剣」の取材会に、尾上菊五郎(82)坂東彦三郎(48)中村時蔵(37)らと出席した。 菊之助は25年5月に8代目菊五郎を襲名するため、現在の名前では最後の国立劇場主催公演となる。「5、6月を皮切りに襲名しますが、年男ですし、せがれの丑之助も年男ですので、大きく脱皮できるように、華やかに力強くつとめたいと思っております」と意気込みを語った。 また、初役でつとめる毛谷村六助について「今年は『不適切にもほどがある!』という言葉がはやりましたが、いい人すぎるにもほどがあるという感じで演じたい」と笑わせた。