【漫画】富士登山歴を語ったせいで登山初級者なのに「ベテラン!」と呼ばれるように…得意げに話したことを後悔する日々
『レジャー白書2022』によれば、登山の参加人口は440万人(21年度)。一時のブームから落ち着きを見せたとは言え、今もたいへん多くの方が楽しんでいます。一方、登山を通じて遭遇した出来事や気づいたこと、”あるある”などをブログで発信し、人気を博しているのが主婦のたまごさん。今回のテーマは「後悔」です。 【最終コマ】言わなきゃよかった… * * * * * * * ◆私は登山初級者 山に関する漫画を描いている私ですが、実際には登山初「級」者です(登山歴自体は10年は越えているので初「心」者ではないハズ)。 登山が趣味になってから約10年。その間、いろいろな山へ行きましたが、実際、登山初心者がやらかすようなミスはいまだに多く…。 前回の記事に書いた「忘れ物」はもちろん、たまにヒヤリハット経験をしでかすことも。 なので、山に関する情報や知識、失敗をしっかり心に留めるべく、このような山の漫画を描きながら、あらためてインプットしているわけでもあります。
◆口を滑らせてしまい… そんな“万年”初級登山者の私ですが、実は勤め先の会合で「趣味は登山です」「富士山も登ったことがあります」なんて口を滑らせてしまい…。 「富士山を登りきるなんて、たまごさんは登山のベテランですね!」 と言われて赤面した思い出があります。(苦笑) もしかすると 富士山は日本で一番高い山→その山を登った→山のベテラン! といったイメージが、登山をされない方の何割かにあるのかも。
◆ベテランとは たしかに、富士山は気象条件や登山道の状況によっては登るのが難しい山にもなります。でも、気候や地形がより過酷な山を多く登ってきた方からすれば 「富士山を登っただけで、日本の山を極めたわけではない!」 と思われる人もいるはず。 そもそもですが、登山のベテランとは? 百名山を登りきった! 毎週どこかの山を登っている! 地図とコンパスを駆使! 登山に関する仕事でご飯を食べている! うーん、やっぱりよく分からない。考えれば考えるほど、単純に何かの基準だけで決めるのは難しそうです。
◆後悔する日々 上を見れば、ものすごい登山者が星の数ほどいらっしゃるこの世界。 私の登山レベルなど、富士山で言えば三合目、といったところでしょうか。 なのに、登山経験について自ら話したために、そのことが知れ渡った勤め先や身内などの間で 「山のベテランさん」 などと呼ばれると恥ずかしくて、恥ずかしくて…。 いまだに言ってしまったことを後悔する毎日なのです。
たまご
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