<佐野勇斗>「おむすび」“逆プロポーズ”シーンの裏側「本当に忘れられないものに」 “太陽”のような橋本環奈を尊敬
◇“逆プロポーズ”シーンで初めて見た橋本環奈の姿
佐野さん演じる翔也は、社会人野球の名門・星河電器野球部のエースだったが、右肩を負傷し、プロ野球選手になる夢を断念。「別の人間になりたい」と追い込まれ、かつて糸島フェスティバルでギャルに扮(ふん)した結が、別人のように変貌していたことを思い出し、金髪の“ギャル男”にイメチェン。そんな翔也を見た結は「ギャルなめんな」と激怒した。
第64回(12月26日放送)では、結の姉・歩(仲里依紗さん)から、ギャルとは何かを説かれ、一緒にパラパラを踊った翔也。歩から「大好きな人と、今この瞬間を、大切に思いっきり楽しんだら、未来も変わるかもよ」とアドバイスを受けた。
第65回では、翔也は糸島に戻っていた結のもとを訪れ、「ギャルなめてた」と謝罪。結は翔也を好きになった経緯を振り返り、「うちは翔也に幸せにしてもらおうなんて思っとらん。2人で幸せになる。何が何でも2人で幸せになる。やけん、うちと結婚してください」と涙ながらにプロポーズ。翔也はうなずき、結を抱きしめた。
印象的な逆プロポーズのシーンについて、佐野さんは「本当は糸島で撮影する予定だったんですけど、僕が雨男すぎて、結局セットで撮ることになったんです」と苦笑い。
「環奈はすごく器用なので、撮影前はあっけらかんとしているのに、本番が始まったら、ぐっと集中して、泣き芝居も見事に演じ切るタイプ。でも、このシーンだけは、撮影前に環奈がどこかにサーッと消えて、一人で集中しているタイミングがあったんですよ。そんな姿を見るのは、出会ってから初めてでした。その後の翔也と結のお芝居がめちゃくちゃ良くて。あの時のあの空気感っていうのは、本当に忘れられないものになりましたね」としみじみ語る。
最後に、年明けからの見どころについて「野球を諦めた翔也は、星河電器で頑張っているんですけども、その後もいろいろ思うことがあって……。そんな翔也の職業がどうなるのか、それから結と翔也の“家族”にも注目ですね」と呼びかけた。