イングランドはスイス戦で3バックを採用する可能性も 2トップやベリンガム&フォーデンの2シャドーなど予想されるフォーメーションは……
スロバキア戦終盤で見せた形
日本時間の7日深夜1時に控えているラウンド8・イングランドVSスイスの一戦。スイスはグループステージでドイツと1-1の引き分け、ラウンド16ではイタリアを2-0で撃破しており、イングランドにとっては今大会始まってから最も手強い相手と対戦することになる。 [動画]勝負は延長戦までもつれる イングランドVSスロバキアのハイライト そんな重要な一戦を前に英『Sky Sports』や英『THE Sun』など複数メディアはイングランドがスイスとの一戦に3バックで挑むのではないか、と伝えており、フォーメーションを予想している。ラウンド16のスロバキア戦で1点ビハインドの中、終盤にサカを左WBに配置する3バックのような形を見せたが、イングランドはスイスとの一戦に向けて3バックを練習しているという。本大会が始まってからは初の出来事のようで、これによってスイス戦でのフォーメーション変更の可能性が浮上している。 まずは3バックだが、これまでCBを務めてきたグーエイが累積で出場停止のため、代わりにコンサを抜擢し、ストーンズとウォーカーを配置する可能性が高いとのこと。 [3-5-2]や[3-4-3]のポジションをどのメディアも予想しており、中盤にはスロバキア戦と変わらずライスとメイヌーを配置。WBだが、右にアレクサンダー・アーノルドかトリッピアー、左にサカかトリッピアー置くのではないかという予想だ。[3-5-2]のポジションであれば、トップ下にフォーデンかベリンガムを配置し、最前線はケインとトニーという布陣。また[3-4-3]であれば、フォーデンとベリンガムを2シャドーで配置し、ワントップにケインという陣形になるのではないかとの見方が多い。 ベリンガムがスロバキア戦で卑猥なジェスチャーを行ったことが問題視されており、出場停止の可能性もあるが、2シャドーのところにベリンガムとパルマーを並べる案やケイン、フォーデン、ゴードンの3トップという案もあるだろう。 イングランドのここまでの出来ではスイスに勝てないという声もあるなか、思い切ってポジションを変えるのはプラスに働く可能性もあるが、ガレス・サウスゲイト監督に決断する勇気はあるか。ゴードンやパルマーなど途中出場から好パフォーマンスを見せている選手をスタメンに抜擢する手もあるが、好調スイスを相手にイングランドはどのように挑むのか。
構成/ザ・ワールド編集部