秋の全国火災予防運動スタート 「火の用心」園児らが大分市中心部をパレード
秋の全国火災予防運動が9日、始まった。15日までの期間中、大分県内の各消防局・本部が防火意識を高めるさまざまなイベントを企画する。 大分市消防局は8日、市内の園児ら234人と中心部の商店街でパレードをした。法被姿の園児が太鼓や拍子木を鳴らしながら「私たちは火遊びをしません。火の用心」と声をそろえ、防火を呼びかけた。 県消防保安室によると、今年、県内で起きた火災は6月末時点で263件(前年同期比27件減)。火災による死者は12人(同2人増)となっている。保安室は「冬は暖房器具などで火を使う機会が増える。取り扱いに注意してほしい」と話した。