【台風情報】 JR東海「あすは急な運転見合わせの可能性も」台風1号 予報円の北側通れば31日(金)に東海~関東に近づくおそれ
CBCテレビ
26日(日)に発生した台風1号は、この後北東方向へ進み、予報円の北側のルートを通った場合は、5月31日の(金)には東海から関東に近づくおそれがあります。 【写真を見る】【台風情報】 JR東海「あすは急な運転見合わせの可能性も」台風1号 予報円の北側通れば31日(金)に東海~関東に近づくおそれ 南の海上から、暖かく湿った空気を送り込み台風接近前から、梅雨前線の活動が活発化し、東海地方は28日(火)明け方から、雷を伴って激しい雨の降る所がある見込みです。 28日午前6時から29日(水)にかけて予想される24時間雨量は、愛知県と岐阜県の多い所で100ミリから150ミリ。三重県で100ミリから200ミリで、予想より雨雲が発達するなどした場合、警報級の大雨が予想されます。 気象台は、土砂災害や河川の増水などに注意を呼びかけています。 思い出されるのは去年の浸水被害です。6月そうそうに、台風の影響もあって、東海地方は大雨になりました。 (宮田あやか記者 去年6月2日) 「愛知県豊橋市です。市内を流れる梅田川が氾濫し、あたり一面濁った水が広がっています」 愛知県豊橋市では、去年6月2日の降水量が418ミリと、1か月間に降る雨量の2倍以上が一日で降り、水没した車に乗っていた61歳の男性が死亡しました。また… (藤井祐輔記者) 「今、冠水によって取り残された人たちが消防隊員によってレスキューされています」 東三河地方を中心に記録的な大雨が降り、豊川市でも広い範囲で冠水。翌日になっても多くの車が動くことができずに立往生が続きました。 ■「時期的に全く同じ感じで…」去年、浸水被害が出た地域では… この時の大雨の原因は、台風が梅雨前線に向かって暖かく湿った空気を送り込み、愛知県と三重県で線状降水帯が発生したためです。 そこで、27日午前に、あらためて去年、浸水被害が出た豊橋市内を流れる梅田川や柳生川流域で取材すると… (去年浸水被害にあった大正庵 清水稔店主) 「時期的に全く同じ感じで、こんな状態になるとは、毎年毎年思っていないから」 (去年浸水被害にあった Cut house孫太朗 宮下孫太朗店主) 「砂利を詰めた袋を後ろとこちらでやれば(置けば)多少いいのかな。地下河川ができれば地域の人は安心する」
柳生川は2021年から増水時に地下に水を流す河川工事が行われていますが、まだ工事が終わっておらず、流域では心配の声が上がっています。 また、JR東海は27日午前11時に「あすは名古屋地区で大雨が見込まれるため列車の遅れ、運休、急な運転見合わせの可能性がある」と発表しました。 最新の運行状況は、ホームページやSNSで確認してほしいと呼び掛けています。
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