40代・50代が「生活が豊かになった!」と実感。心が整うためにあえてやる習慣、無理せず頼るサービスとは【ミドルエイジ女性の暮らし調査】
40~50代のミドル女性が抱える悩みやリアルな本音を探る『ミドルエイジのほんとの本音』。 【画像で見る】ミドル世代の暮らしを支える「サービス」とは?心に“豊かさ”を与えてくれるもの!? 前回に引き続き、テーマは「ミドルエイジ女性の暮らしを豊かにするためのモノやサービス、習慣」についてです。今回お届けする後編では、忙しい毎日を送る40~50代女性が暮らしを豊かにするために続けている「習慣」や「サービス」をご紹介します。「じつは、こんな習慣がある」といった毎日のルーティンや、明日への活力を整えるための取り組み、よく利用しているサービスについて深掘りしてみました。 ※『ミドルエイジのほんとの本音』は会員数11万人の女性メディアmi-molletの読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕から作る連載です。今回はメンバーの文月が担当します。 文月さん オーストラリア在住24年目。電子書籍が普及したおかげで読書生活が豊かになりました。息子と「Kindle Paperwhiteキッズモデル」を共有しています。画面が大きくて読みやすい!
忙しいミドル世代の暮らしを少しでも豊かにしてくれる「習慣」って?
ミドルエイジ女性たちの毎日は、忙しい中にも自分らしい時間を大切にする工夫がつまっています。自身の健康やリラクゼーションを考慮した日々のルーティンを取り入れ、生活の質を高めている人たちが多数います。ここでは、メンバーたちのリアルな習慣をご紹介し、どのようにして日々の充実感を得ているのか探ります。 本音その1 「一日の終わりに家に挨拶。眠る前に必ず居間で“今日も一日ありがとうございました。明日もよろしくお願いします”と挨拶して寝室にあがります」 「起床→メディテーション(瞑想)→カーテンと窓を開ける→トイレに入りそのまま掃除→手を洗って歯磨き→神様に手を合わせ六方拝をする→レモン水と梅醤番茶を飲みながら朝食準備が朝の流れです」 「毎朝のストレッチの終わりに家族の健康を思いながら今日も一日よろしくお願いしますと心で唱えています。夜寝る前は、今日も一日にありがとうとございましたと」 「家族全員が帰宅したら玄関たたきの水拭きをします。翌朝、スッキリと見送りができるからです」 「一日の終わりに、台所のシンクまわりをピカピカに、排水口のゴミ受けもきれいに洗うなど水まわりを清潔にしています」 朝の瞑想やストレッチ、家を綺麗に保つ習慣を通じて、心を整えたり、明日に向けて気持ちを切り替えたりしている様子がうかがえました。こうした一つひとつの行動の積み重ねが、暮らしに安らぎをもたらしている印象です。「誰にも言ったことがなかったけれど⋯⋯」という言葉とともに、日々の小さな習慣を大切にしているというコメントがよせられました。 本音その2 「Kindleまたは紙の本を持ち込んで、お風呂で読書しています。入浴中も楽しく時間が過ごせて、しっかり温まります」 「お風呂での読書タイムが好きです。毎日とはいきませんが、夜、家族が寝静まった後の浴室での読書は、私にとって欠かせない習慣です」 お風呂での読書タイムを楽しむミドルエイジ女性は多く、これが日々のリラックス方法の一つとなっているようです。静かな浴室での読書は、心を落ち着かせる大切な習慣なのでしょうね。 本音その3 「子どもの発言や記憶に残った言葉、本からの一文、健康状態、日々の出来事を日記に書いています」 「朝の仕事を終えて10時半ごろに一旦帰宅します。コーヒーを飲みながら、今日中にすることを手帳に書き込む時間がたまらなく有意義な時間です。“やらなければいけないこと”と“やりたいこと”の両方をバランスよく書き入れるようにしています。やる毎に消していき、全部クリアできた時の清々しさといったらありません」 書くことを日課にしているミドルエイジ女性は多く、自分を整える大切な手段となっているようです。日々のことを記録し思い出や感情を整理する人がいる一方、かかりつけ医での受診の記録を書き続けている人、旅行中に旅程を書き溜めておいたり持ち物一覧をメモしたりする人など、記録する習慣は心のリフレッシュと自己管理に役立っているようです。 本音その4 「バルコニーのお花や植物を眺めたり、時々お世話したりするのも生活に彩りをプラスしているようで気持ちが上がります」 「いつもではありませんが、季節のお花を部屋に飾るのが好きです。あると部屋が華やいで、ふっと目に入ると心が和むんです」 「イッタラのアアルトベース(花瓶)を買ってから部屋に花を飾るようになりました。放り込むだけでなんとなくおしゃれにまとまるので、臆することなくお花を買えるようになりました」 お花や植物を日常に取り入れて楽しんでいるという声も多くよせられました。小さな楽しみが日々の生活に潤いと癒しの時間をもたらし、心地よい暮らしをつくりだしている印象をうけました。
文/文月 イラスト/Kae
〔ミモレ編集室〕