本田望結「『きさらぎ駅』が帰ってきます!」 今夏公開、映画「きさらぎ駅 Re:」 ネット都市伝説映画の続編
女優の本田望結(20)が今夏公開の映画「きさらぎ駅 Re:」(永江二朗監督)に出演することが7日、分かった。2022年6月公開の映画「きさらぎ駅」の続編で、本田は前作に続き女子高生の宮崎明日香役を演じる。 映画「きさらぎ駅」は、この世に存在しない異世界駅の謎を追うインターネット上の都市伝説を実写化した作品。FPS(ファースト・パーソン・シューティング)と呼ばれる本人視点からの映像を駆使し、観客自身が「きさらぎ駅」にたどり着くような体験や、現代版「神隠し」、どんでん返しのストーリー展開などから大きな反響を呼んだ。 本田は「お久しぶりです。明日香です。『きさらぎ駅』が帰ってきます! 引き続き、宮崎明日香を任せていただきます」とあいさつ。前作から3年後を描く新作で「あれからずっと、戻ってこられなかったみんなを想っていました。やっとこの想いをぶつけられます。明日香は必ずみんなを助けだすはず。あの続きを、また映画館で! この夏も、異世界で皆さんをお待ちしています!」と思い入れたっぷりにアピールした。 都市伝説「きさらぎ駅」はちょうど21年前の04年1月8日に誕生。「はすみ」と名乗る女性がこの世に存在しない「きさらぎ駅」という異世界駅にたどり着いた体験を匿名掲示板「2ちゃんねる」に投稿した。その後、リアルタイムでさまざまな怪異に襲われる書き込みが行われていたが、突然書き込みは止まり「はすみ」と名乗る女性は二度と掲示板に現れることはなかった。書き込みの真偽についてネット上で多様な意見が交わされ、やがて現代版「神隠し」と呼ばれるほどの話題になった。 数々のホラー作品を手がける永江監督は「前作の公開後、続編が見たいという声が殺到したのですが、実に3年の月日を要しました。これは前作がヒットしたから作るのではなく、前作を超える作品ができるまで時間をかけて作ったからにほかなりません。今作も前作と同じように皆さまの想像の斜め上をいくアイデア満載のホラー映画になっています」と自信をのぞかせた。
中日スポーツ