宝島さん夫婦の長女・真奈美容疑者 事件後社長に就任…逮捕2日前に漏らしていた店経営の大変さ「なんか店やりたくない」
なぜこのタイミングの逮捕だったのか?
なぜ、このタイミングの逮捕だったのでしょうか? 元神奈川県警捜査一課長の鳴海達之氏に聞きました。 元神奈川県警捜査一課長 鳴海達之氏: 6人はすでに逮捕されていまして、その首謀者と思われているのが関根容疑者。ずっと疑問に思っているのは、1500万円の報酬の出どころはどこなのかというところなんですよね。もし関根容疑者が首謀者であって、1500万円を関根容疑者が用意したとなると、お金の管理は誰がしているのかというところなんですよね。関根容疑者が全て管理していれば別に問題ないんですけど、一緒に住んでいる長女の真奈美容疑者が絡んでいるのではないかというのは、やはり皆さん疑問に思っていると思うんですよ。そこを警視庁がずっと慎重に捜査をしていたんだろうと思うんです。 なぜかというと、これまで実行犯や仲介役の再逮捕は死体損壊からすぐ次に殺人に間髪入れずに再逮捕している。でも、関根容疑者と前田容疑者だけは、死体損壊で起訴をして、それからしばらくたってから殺人で再逮捕。 その間にどんな捜査をしているかというと、被疑者がこれでいいのかという人数的なものと他にいるのではないかという捜査を進めるのと、罪名は殺人でいいのか、などいろいろな方向から検討して出した結論が、長女の逮捕につながっているんだろうと思います。 ――今回、長女の真奈美容疑者は殺人の疑いで逮捕されましたが、警察は真奈美容疑者が主導的な立場にいるとみて逮捕したのでしょうか? 元神奈川県警捜査一課長 鳴海達之氏: スマートフォンの解析からメッセージのやりとりが分かったと思うんですが、そういうのを見ると2人で話をして実行しようというふうになったんだろうと思います。いわゆる共謀共同正犯というような形になるんですけど、2人で実行計画を立て、後は関根容疑者が自分で動いて、佐々木容疑者や平山容疑者を通じて犯行を完成させていくっていうことですから主導的な立場にあることには変わりはないと思うんですよね。 (「めざまし8」6月28日放送より)
めざまし8