服の少ないミニマリストが 何だか臭うぞ!? 洋服スメハラしてませんか?
カードショップが臭いというニュース、対岸の火事ではありません!!
コーディネートもシンプルで清潔感ある、新入社員。見た目は申し分なしだが、スーツ2着のルーティーンで、どうやらミニマリストらしい。
しかし、過去の経験上、まだこの時期であれば なんら問題ないのですが、梅雨から夏場にかけて“とある問題”が浮上してくるのです……。
それは新人ミニマリストが陥りがちな洋服のスメハラ。住んでる部屋の生活感は限りなく無味無臭に近くとも、洋服の母数が少ないと、どうしても皮脂や汗に含まれるタンパク質などの汚れが洗濯で落ち切らず、衣類に残留し蓄積されて雑菌が繁殖。
例えキチンと乾かしていたとしても着用時、汗をかいたり、雨に濡れると戻り生乾き臭、所謂ゾンビ臭が ぶり返してしまうのです。
しかも、梅雨やゲリラ豪雨などにより天候が崩れた場合、殺菌効果のある天日干しや陰干しすらできず、除湿機とサーキュレーターを駆使しなければなりません。 もちろん、初期費用を掛けて衣類乾燥機を設置して安定したルーティンを組むことも可能ですが、こと乾燥機おいては型崩れや縮みなどのトラブルが付きまとい悩みどころ。
あと、言うまでもなく着用する度に洗濯しないアイテムをファブリーズ頼りにする行為も要注意です。あれは あくまでも応急処置。
カードショップが臭いというニュース、対岸の火事ではありません!!
そもそもこの問題、なぜ発生してしまうかと言うと、『気付き』が口癖な新参ミニマリストの思考回路として、例えばスーツは2着、シャツ3枚といったようにデータを鵜呑みにして、アイテム数を決め打ちしてしまう傾向があります。過去に出会った部下もそうでした。
開眼した割には自身の思考は二の次で、最短距離で まず模倣。別に間違ったルートではありませんが、代謝がよく汗をかきやすい体質や営業職ならシャツや肌着は多めに持つべきだし、情報を咀嚼すらせず数に囚われて失敗するなんて本末転倒。 こちとらスメハラを注意するのにも、ハラスメントの可能性を秘めているんですから、本当に厳しい…。
もちろん手持ちの上限アイテム数を設定し、制約と誓約を結ぶことによって、よりソリッドなミニマリストの高みへと到達しますが、ミニマルってヤツは奥が深いことでも有名。