動画を毎日「3時間」は視聴している息子…「時間の大切さ」を教えるために、その時間でいくら稼げるか計算してみた
近年では子どものなりたい職業の上位にYouTuberがランクインするなど、動画視聴は盛り上がりを見せています。動画に夢中になるあまり、知らないうちに何時間もたっていたという経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、1日3時間の動画視聴を1年間続けた時間を、労働に換算するといくら稼げるのかについて検証していきます。
1日3時間以上動画視聴している人はどれくらいいる?
株式会社シナプルリンクが行った「1日あたりのYouTubeの動画視聴時間に関するアンケート調査」によると、1日に平均3時間以上YouTubeを視聴していると回答した人の割合は13.5%という結果でした。回答結果の詳細は以下の通りです。 ・30分未満:15.1% ・30分~1時間未満:31.7% ・1時間~2時間未満:27.6% ・2時間~3時間未満:12.1% ・3時間~4時間未満:8.0% ・4時間以上:5.5% また、総務省の「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、インターネットの利用項目別の利用時間は、「動画投稿・共有サービスを見る」が平日、休日ともに最も長くなっています。 同調査から、10代20代など若い世代ほど動画視聴にかける時間は多く、年代が上がるにつれて視聴時間は少なくなる傾向にあることが分かります。
1日3時間動画視聴に費やす時間を労働に換算した場合、どれくらい稼げる?
動画視聴を息抜きや気分転換に、または趣味のチャンネルなどをみているという方もいるでしょう。目的をもち、時間を決めて楽しむ分には問題ありませんが、気になる動画があるとついみてしまい、気が付いたら何時間もたってしまったということは避けたいところです。 そこで、毎日3時間動画をみた場合、1年間動画視聴に費やした時間を労働に換算するといくら稼げるのかをみていきます。 1日3時間×365日=1095時間を労働に費やしたとします。 厚生労働省によると東京都の最低賃金時間額は1113円であり、仮にこの最低賃金で働いたとすると、1095時間で121万8735円稼げる計算となります。 気が付いたら過ぎてしまった時間を労働に換算すると1年で120万円を超えるということに驚く方もいるのではないでしょうか。まさに「時は金なり」です。