マクロン仏大統領、左派・極右とも「一貫性ない」政策-野党を批判
(ブルームバーグ): フランスのマクロン大統領は14日、左派連合と極右政党双方の野党勢力について「一貫性がない」と非難した。
欧州議会選での惨敗を受けて解散・総選挙に踏み切ったマクロン大統領は、主要7カ国(G7)首脳会議(G7サミット)でも国内問題に気をとられている印象だった。
マクロン氏が選挙モードに入っているのは明らかで、G7会場でも異例なほど饒舌だった。14日夜も、側近らが話をまとめようとしていたにもかかわらず、報道陣からの質問に答えた。
左派連合と極右政党の経済政策を「非現実的で一貫性もなく、真剣味に欠ける」と批判した。
「彼らは統治する準備ができていない」と、パリに戻る専用機に搭乗する前に記者団に語った。その上で「現時点で責任を負っていない2つの極端な勢力が、資金手当てもできていない贈り物を有権者に約束している」と断じた。
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原題:Macron Accuses French Left and Right of ‘Incoherent’ Pitches (1)(抜粋)
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Ania Nussbaum