ツアー本戦初出場の伊藤あおいがトップ50撃破で8強入り [木下グループジャパンオープンテニス]
ツアー本戦初出場の伊藤あおいがトップ50撃破で8強入り [木下グループジャパンオープンテニス]
国内開催のWTAツアー公式戦「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス」(WTA250/大阪府大阪市・モリタテニスセンター靱/本戦10月14~20日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、伊藤あおい(SBC メディカルグループ)が世界ランク50位で第8シードのエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)を6-4 6-3で倒してベスト8進出を果たした。 ~木下グループジャパンオープンでシードダウンを演じて8強入りを決めた伊藤あおい選手~ 2-4から逆転して第1セットを先取した伊藤は第2セットで1-3とリードを許したが、そこから最後の5ゲームを連取して1時間27分で勝利を決めた。 同大会に2年連続出場となる20歳の伊藤は、予選2試合を勝ち抜き本戦入り。ツアー初挑戦だった昨年は、予選1回戦でバレリア・サビンキ(ロシア)に6-7(6) 1-6で敗れていた。 両者は今回が初顔合わせ。伊藤がトップ100プレーヤーと対決したのはこれが2度目だったが、初勝利を挙げた。 今大会での伊藤は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したソフィア・ケニン(アメリカ)を6-2 3-6 7-5で破り、ツアー本戦白星デビューを飾っていた。 伊藤は次のラウンドで、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のエバ・リーズ(ドイツ)と対戦する。リーズは2回戦で、マッカートニー・ケスラー(アメリカ)を7-6(7) 3-6 7-5で下して勝ち上がった。
テニスマガジン編集部