大阪市 幼稚園・小中学校を2週間休園・休校に
大阪市は27日に行われた「新型コロナウイルスに関する所属長連絡会議」で、大阪市の松井一郎市長はウイルスの感染拡大を防ぐため、今月29日から3月13日まで大阪市立の幼稚園、小中学校を休園・休校にすると決めた。 【映像】政府が新型コロナ対策で基本方針 感染拡大の抑制へ「極めて重要な時期」
この休校期間中に予定されている卒園式、卒業式に関しては、参加人数を最小限に抑えたり、時間を短縮したりするなどして実施するとしている。また、高校入試の出願などの手続きは、濃厚接触を避けるよう配慮し、各校で実施する。 休業期間中、学校は保護者による健康観察の状況をとりまとめ、発熱など風邪の症状がみられる場合は教育委員会に報告する。 同市は、幼稚園や小学校低学年の幼児・児童等については、保護者が医療関係者など「どうしても仕事を休めない場合」は、学校に相談してもらうようにするとしている。