永田啓二がドリーム戦を含めて連勝と好発進/ボートレース若松
ボートレース若松の「ミッドナイトボートレース第42回日本財団会長杯」は10日に開幕した。 ドリーム戦は松崎祐太郎の3コースツケマイに先行されながらもバックで追い付いた永田啓二は前半7Rでも2コースから一気のまくりで初日を連勝。まだはっきりと「出ている」というコメントは聞こえてこないが、見るからにパワフル。2日目4Rの6号艇を1着でクリアできれば完全優勝の楽しみまであるかもしれない。 平尾崇典は前半3Rが5コースから鮮やかなまくり差し。先行していた冨成謙児をバックで一気につかまえた中間速はすごかった。ドリーム戦は相手が永田だったので2コース差しはわずかに届かずの2着だったが、こちらも上位機のパワーをしっかり引き出していると考えてよさそう。 予選組では地元の郷原章平も3コースまくりとイン速攻で連勝ゴール。こちらはエンジン素性の裏づけがない分、上位機相手での正味のパワーにはまだ疑問が残るが、回転を止めて直線系には好感触を得ている。前検に抜群の手応えを得ていた向後龍一は「前検の足がなくなって、今なら並の足」とトーンダウン。それでも3、2着にまとめているが、向後のパワー復活がなければシリーズはいよいよ永田と平尾の2強ムードになってしまう。 ドリーム組では松崎と小池修平も悪い感触ではないが、山本修一と村松修二からはいいコメントが一切出ない点は気がかり。当地では活躍が多い酒見峻介も、いつもの伸びにはほど遠く、初日は4、6着と苦戦した。 なお、宮迫暢彦は7Rで不良航法を取られマイナス10点。
マクール