【速報】スーパーコンピューター「富岳」2部門で10期連続世界一 計算速度では世界6位に順位下げる
理化学研究所などは、スーパーコンピューター「富岳」が、データを実践的に解析する2つの部門での国際的なランキングが10期連続で世界一になったと発表しました。 富岳は、富士通と理化学研究所が共同で開発し、国が1100億円を投じています。2021年3月から運用が開始され、1秒間におよそ41京回もの計算速度を誇り、その性能は「富岳」1台でスマートフォン約2000万台分に匹敵します。 理化学研究所によりますと、「富岳」は、半年ごとに発表される世界のスーパーコンピュータが性能を競うランキングのうち、産業利用などで用いられる計算処理速度の能力を示す「HPCG」部門と、ビッグデータの解析能力を示す「Graph500」の2部門で、10期連続の1位になったということです。 一方、計算速度を競う世界ランキング「TОP500」では前回は4位でしたが、6位に順位を下げました。