110番通報 外国人向け研修会 英語や中国語などで事件や事故の状況伝える
チバテレ(千葉テレビ放送)
外国人労働者が増える中、千葉県船橋市の警察署で1月6日、外国人を対象とした110番通報の研修会が開かれました。 全国の外国人労働者数は200万人を超え、日本の文化や制度がわからずトラブルに発展するケースや、外国人による犯罪の増加が懸念されています。 船橋東警察署で行われた外国人を対象とした110番通報の研修会には、市内で働く中国人やベトナム人ら約20人のほか、スウェーデン出身の落語家、三遊亭好青年さんが参加しました。 参加者らは、通訳を介した三者通話による110番通報を模擬体験し、英語や中国語などでも、事件や事故の状況を伝えられることを学びました。 また、複数の言語で書かれた“110番通報カード“を受け取って、防犯への関心を高めていました。 船橋東警察署の富田守警務課長は「日本の文化や制度を理解してもらいつつ、緊急時には110番通報を活用し、安心安全を実感してほしい」と話しています。
チバテレ(千葉テレビ放送)