池松壮亮、ハロウィーンに“真っ黒”で大阪に登場 司会者に「すごいムリやりですね」とツッコミ
俳優の池松壮亮(34)が10月31日、大阪市内で行われた主演映画『本心』(11月8日公開)の試写会に登場。ハロウィーンの夜に、全身黒のコーデを披露した。 【全身カット】ハロウィン感?全身真っ黒のセットアップで登場した池松壮亮 池松は第一声で「ハッピー、ハロウィーン!」と笑顔。5年ぶりだという大阪の様子を「いつにも増して活気がある。やっぱりハロウィーンだからですかね」と言いつつ、「警察官に怒鳴っているおじさんがいて、やっぱり大阪すごいな」とぶっちゃけた。 『本心』は、急逝した母の本心が知りたい朔也(池松)が、生前のパーソナルデータをAIに集約させ、仮想空間上に“人間”を作るというストーリー。司会者が「ハロウィーンは死者の魂が家族の元へ帰ってくるとも言われている。まさにこの『本心』という作品にも通ずるところがある」と紹介すると、池松は「すごいムリやりですね」と笑い。ちなみに、仮装への興味は「ないですね」とサラッと答えていた。 平野啓一郎氏の原作を読んだ池松が、『月』『船を編む』などの石井裕也監督に映画化を提案した。2020年の夏だったという。池松はコロナ禍の当時を「自分たちはどこに向かうのか?暗闇はいつまで続くのか?という状態だった」と振り返り、「(AIなどと)共存するターンに入る前に公開することが重要」とメッセージ。「欲望は止められないし、技術はどんどん進化していくと思う。人間の存在価値、愛を、この物語を通して考えてもらうことが自分の役割」と語っていた。三吉彩花、水上恒司、仲野太賀、田中泯、綾野剛、妻夫木聡、田中裕子らが共演。