【パンクラス】フェザー級王座決定戦、平田直樹と三宅輝砂が激突!韓国サンウォンはPFL参戦へ=12.15
12月15日に東京・ニューピアホールで開催される総合格闘技イベント『PANCRASE351』のフェザー級王座決定戦に出場予定だったキム・サンウォン(韓国)が欠場したため、同級1位の平田直樹(トライフォース柔術アカデミー)と同級3位の三宅輝砂(ZOOMER) が王座を争うことが決定した。また、この試合が本大会のメインイベントとなった。 【動画】平田が圧巻パウンドKOシーン! 平田はONEで活躍する平田樹の兄であり、柔道をベースとするファイター。強靭なフィジカルと卓越したグラップリングを武器に現在5連勝中と絶好調だ。今年6月のフェザー級次期王座挑戦者決定戦でRyoを撃破しベルトに大きく近づいた。 対する三宅は2021年のNBT優勝者。昨年3月に中田大貴に一本負けを喫したが、そこから3連続KOと爆走中。今年7月の前戦では、石田陸也に1R TKO勝利。肘打ちで相手の顔面をカットし、前蹴りを鳩尾に突き刺し石田を悶絶させた。 RIZIN王者を目指す新居すぐるが返還し、空位となったベルトをめぐり、その頂点に立つのは、平田か三宅か。 また、欠場となったサンウォンは、その理由をPFLからのオファーを受けたからだと、パンクラスの公式声明で以下の通り説明した。 「こんにちは。コリアントップチーム所属、キム・サンウォンです。12月15日、パンクラスで韓国人初のフェザー級タイトル戦に出場する予定でした。しかし、試合準備を進めている中、PFLよりフェザー級トーナメント出場のオファーを受けました。この件については、すぐにパンクラス側に連絡を取り、多くの議論を重ねました。その結果、福井代表から『PFLに行き、アジアだけでなくパンクラスの代表として世界の強豪たちと戦ってきてほしい』とのお言葉をいただきました。福井代表にとって、タイトル戦を控えた私を送り出すという決断は、決して容易なものではなかったと思います。それでも選手の立場に深く共感し、私の夢を後押しするための道を作っていただけたことに、心から感謝しています。パンクラスは、選手の成長と栄光を支える団体だと聞いています。今回、PFLに挑戦できるのも、歴史と伝統、そしてプライドを持つパンクラスで3勝を挙げ、その実力を評価していただけたからだと思っています。パンクラスでの経験が、メジャー団体への道を大きく切り開いてくれたと確信しています。これまでパンクラスで試合をさせていただいたことを誇りに思い、心より感謝申し上げます。恩を忘れることなく、アジア人ファイターの強さを世界に示し、必ず成長して戻ってきます。パンクラスのさらなる発展をお祈りし、改めて感謝の気持ちをお伝えします」