【特集】ヴィーガンスイーツ 県内の高校生が開発 動物性食品を使わず試行錯誤 訪日観光客などにアピール
「マメ・ド・レーヌ」は、福井市内のレストランに併設する工場で製造され、まもなく販売されます。 ■ナチュラルキッチン「サール」 廣瀨一人代表 「福井には素晴らしい素材がたくさんある。僕たちが余すことなく使い、地産地消・地産外消にスイーツを使って発信したい」
「ヴィーガンスイーツ」開発の動きは、越前市の武生商工高校でも進んでいます。この春の新幹線開業をきっかけに、生徒たちと地元のカフェがタッグを組みました。 ■発表プレゼンの様子 「シンプルながらも、ぜいたくな味わいのケーキです。福井の食材は“味真野紅茶”と食用菊を使用したいと考えています」 生徒たちからは、次々とユニークなアイデアが。
■武生商工高校の生徒 「食べてもらう客の気持ちや笑顔を考えて、しっかり作っていきたい」 ■Hugpopoカフェ 谷樹里オーナー 「福井愛がたくさんあふれる商品ばかりだったので、福井の特産“味真野紅茶”や“とみつ金時”とか。学生の柔らかいアイデアと柔軟な視点を取り入れて、人を幸せにする商品ができたらいいなと思う」 武生商工高校では、10月上旬に試食会をして、10月下旬の武生商工デパートで販売する予定です。 ==== 観光庁によると、ヴィーガンを含むベジタリアンの訪日旅行客は、推計およそ128万人(全体の5%程度)。