「常に脅威となっていた」大会初出場の三笘薫に開催国メディアも熱視線!「日本のファンを興奮させたに違いない」
森保一監督率いる日本代表は1月31日に行われたアジアカップのノックアウトステージでバーレーン代表に3‐1で勝利した。堂安律や久保建英、さらにここまで3得点を記録している上田綺世がダメ押しゴールを挙げるなど攻撃陣が躍動、グループステージを1位で勝ち上がってきたバーレーンを退け、ベスト8進出を決めた。 【動画】別格の存在感!”復帰戦”で三笘薫が魅せた圧巻のドリブル突破のシーン そしてこの一戦では、怪我の為、調整を続けていた三笘薫が大会初出場を果たしている。64分に日本が失点した直後にピッチに送り込まれた三笘は、すぐさま左サイドでパスを受け、前を向いてドリブルを仕掛ける。そのまま敵陣深い位置まで侵入し、ディフェンスと激しく競り合うなど、最初のプレーで攻撃での意識の高さを示した。 その後も得意のドリブルで何度もバーレーン陣内へ攻め込む場面もみられ、日本が3‐1とリードを広げ迎えた試合終盤、85分にはカウンターからドリブルで長い距離を独走、相手ディフェンスをかわしラストパスを送るなど決定機も演出。負傷の不安を感じさせない動きをみせていた。 途中出場ながら持ち味を存分に発揮し、効果的なプレーを続けていた三笘。今後への期待も高まる中、ドリブラーのパフォーマンスには開催国メディアも熱視線を送っている。 カタールの大手ニュースサイト『GULF TIMES』は試合終了後、三笘の特集記事を公式サイト上に掲載。その中では、「バーレーン戦に途中出場したカオル・ミトマの姿は、日本のファンを興奮させたに違いない」と綴っており、その上で「ブライトンのウインガーは水曜日、アル・トゥママ・スタジアムでサムライブルーが3-1で勝利した試合で待望のアジアカップ出場を果たし、4度優勝したチームを土曜日のイランとの準々決勝に導いた」と貢献度を称えている。 さらに「ミトマはそのスピードでバーレーンのディフェンダーを悩ませ、なぜ今プレミアリーグで最もエキサイティングなアタッカーの1人であるのかを示した」として、ドリブルなどのプレーのクオリティを高く評価。他にも「常に脅威となっていた」などと振り返っている。 日本のファンも待ち望んでいた三笘の出場で、さらに攻撃が厚みを増したことは明らか。そして、コンディションが回復した三笘のドリブルは、次戦の相手である優勝候補イラン代表にとっても間違いなく、大きな脅威となるはずだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]