【漫画】母「好きな服を選んでいいよ」と言ったのに… ことごとく却下され「いたたまれない!」【作者インタビュー】
「好きな服を選んでいいよ」と言われ、娘が選んだ服は?
子供服売り場で見かけた親子を描いたマンガ「子供服売り場で…」が、Instagramで話題となっています。 【マンガ本編】母「好きな服を選んでいいよ」と言ったのに… ことごとく却下される様子がいたたまれない! 9歳の娘と服を買いに行った作者。子供服売り場には1組の親子がいて、母親が子供に「好きな服を選んでいいよ」と声をかけていたのですが……。読者からは、「私のことかな? って思いました」「何でもいい、は何でもよくない説ある」「子供に選ばせると、とんでもないデザインのものになる」などの声があがっています。 このマンガを描いたのは、パート主婦の「かあさん」さんです。日常の出来事をマンガにして、Instagramで発表しています。かあさんさんに、作品についてのお話を聞きました。 ーーこの親子のやりとりを見て、どのような気持ちになりましたか? 最初は優しいお母さんと、活発な女の子に見えました。しかし、女の子がお母さんのところへ洋服を持っていっては却下され、そのたびに「シュン……」と大人しくなっていったので、いたたまれない気持ちになりました。 ーーかあさんさんが、お子さんの服を買うときのこだわりはありますか? 服は子供が自分で選ぶので、選ぶ基準はデザイン性重視です。ただ、好みのものに限ってサイズがないこともあり、そんなときは、ガッカリしていますね。 ーーかあさんさんのお子さんは、このときどのような服をかったのでしょうか? 私の娘は、結局自分好みのスカートを買いました。 ーーお子さんが自由に選んだもののなかで、良かったものや、後悔したものなどはありますか? 良かったものは、ヘアアクセサリーなどです。サイズ関係なく、長く使えるので重宝しています。 後悔したものは、欲しがって買ったバックなどです。お値段が高いわりにあまり出番がなく、「もったいないな」と思ってしまいます。 ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。 子供に対していう、「何でもいいよ」にも限度があるという、親の心境を改めて痛感させられたのがきっかけです。子供服売り場で見かけた女の子が気の毒に思えたのですが、わが家の次女が選んだ服があまりに奇抜すぎて……。次女にも断念してもらうしかなかったです……。 ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか? 「子供は、なんでこれをチョイスする? というものを選んできますよね」「私はこのお母さんタイプかも」「子のセンスにまかせると大変なことになる」などのコメントがありました。 ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか? 2020年頃からで、同時にInstagramにも投稿し始めました。子供の日々の言動が面白く、記録も兼ねて描いてみようと思ったのがきっかけです。 ーーマンガを描くときに、気を付けていることはありますか? 読者に読みやすいように、と心がけています。また、伝えたいテーマについて、できるだけ誤解のないように、分かりやすく描くことです。 ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。 育児以外の、自身が体験したことをもとにした話や、完全な創作マンガも描いてみたいです。読んだ人が何か心を揺さぶられたり、新たな視点が得られたりするような話を描けたらなあと思っています。
マグミクス編集部