会社の人10人で毎回ジャンボ宝くじを買っています。他の人から「3億円当たったら税金が取られるよ」と言われましたが、宝くじは無税ですよね?
宝くじの当せん金の受け取り方
宝くじの当せん金は非課税であるため、当せん金はそのまま自分の手元に入ります。しかし、高額な場合もある当せん金はどのように受け取れるのでしょうか。 当せん金は、支払い開始日から1年以内であればいつでも受け取り可能です。当せん金額により、受け取り方が異なります。 ・1当せん金または1口あたり5万円以下の当せん金のみの場合 宝くじ売り場、もしくは一部を除くみずほ銀行本支店で受け取りが可能です。ただし、宝くじ売り場には1万円以下の支払いしかできないところもあるため、確認してから行くとよいでしょう。 ・1当せん金または1口あたり5万円を超える当せん金を含む場合 一部を除く、みずほ銀行本支店で受け取りが可能です。または、「10万円マーク」のある宝くじ売り場であれば10万円以下の受け取りができます。 ・1当せん金または1口あたり50万円以上の当せん金を含む場合 みずほ銀行本支店で受け取れますが、本人確認ができる書類を持参しなければいけません。また、100万円を超える場合は印鑑も必要です。
宝くじもこんなときには贈与税がかかる!
宝くじの当せん金には税金がかかりませんが、受け取ったお金を家族や友人に分けると贈与税が発生するため、注意が必要です。贈与税の基礎控除額が110万円を超える分は、贈与税が課されます。これは宝くじに当せんした人ではなく、当せん金を受け取った人に納税の義務が発生するためです。
税金を発生させずに当せん金をシェアするには
もし家族や友人と当せん金を分け合うならば、税金の支払いが発生しないように共同購入をしましょう。この場合の注意点として、当せん金の受け取りには共同購入した人がそろって行く必要があります。購入額を複数人で出し合っていたとしても、受け取りに行く人が1人だと、非課税の対象にならなくなってしまいます。 3億円が当たる確率は、雷に打たれる確率くらいとたとえられたりもするほど、ハードルが高いものです。しかし当せんしたときのために、当せん金を分け合いたい場合は、共同購入を検討しておくとよいでしょう。 出典 宝くじ公式サイト 国税庁 No.4402 贈与税がかかる場合 デジタル庁 e-Gov法令検索 当せん金付証票法 デジタル庁 e-Gov法令検索 刑法 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部