話題の3億円馬キングノジョーが楽勝 ルメール「先がすごく楽しみな馬」【東京5R・2歳新馬】
19日の東京5R・2歳新馬(芝2000メートル)は、シルバーステート産駒でルメール騎乗の圧倒的1番人気馬キングノジョー(牡・田中博)が能力の違いを誇示する快勝劇を演じた。好スタートから中団に控え、直線は余裕たっぷりに進路を探しながら鋭く抜け出して2馬身半差のV。昨春の天皇賞馬ジャスティンパレス、輸入種牡馬パレスマリスを兄に持ち、昨夏のセレクトセール1歳馬セクションにおいて3億1000万円(税抜き)で落札された超良血馬が2分02秒4(良)で初陣を飾った。 「スローでも優れた瞬発力を見せてくれて、距離も持ちそう。先がすごく楽しみな馬」とルメールが言えば、指揮官・田中博調教師からも「スタートを決めて位置を取れ、スロー展開でも我慢が利いて直線は馬群を縫って。本当にいい勝ち方をしてくれました。今後は距離が延びることを想定して、さらなる操作性のアップを図っていきたい」とGⅠを見据える言葉が聞かれた。
東スポ競馬編集部