民進党・両院議員総会、前原代表が進退表明(全文)代表辞任「異議なし」
民進党は30日夕、両院議員総会を開いた。同日の全国幹事会後に進退について判断を示すとしていた前原誠司代表が、辞任を表明した。 総会はフルオープンで行われた。 ※一部、判別できない個所がございますことをご了承ください。
民進党は地方組織を含めて現状を維持 代表の辞任に「異議なし」
中川:それでは皆さん、時間が来ましたので両院議員総会、始めていきたいと思います。今日は全国幹事長会議で全国から出てきていただいた皆さん、熱心に、それこそ前向きにさまざまな議論をしていただきました。ちょっと時間が長引いて、1時間、予定よりも遅れてこの総会を開かせていただきますが、幹事会の皆さんについてはそのまま残っていただいて、後ろで多くの皆さんが傍聴をしていただきます。ご苦労さまです。よろしくお願いをします。 それからもう1つ。総会ということでありますので、今日はマスコミの皆さんもフルオープンで、ここで取材をしていただくことになってきます。よろしくお願いします。それでは本日の両院議員総会、27日の両院議員総会の確認に基づく開催ということで始めさせていただきます。あらためて、27日の両院議員総会では、民進党は地方組織を含めて現状を維持をしていくということ、それから両院議員総会として前原代表の辞任の意向を受け止める、30日に再度、両議員総会を開催し結論を得るということ、そして代表は30日の全国幹事会終了後に判断を表明することでありました。そのことを受けて、実は先ほど前原代表から辞任の申し入れがございました。その思いをあらためて代表のほうからまずお話をいただきたいというふうに思います。 前原:お疲れさまでございます。先週の金曜日に両院議員総会を開いていただきまして、そして皆さん方にご決定をいただいたものを前提に、今日、後ろにおられます全国幹事会を開いていただきまして、4時間にわたる熱心なご議論をいただきました。貴重なご意見で、私がお答えをするものもあれば、新たな執行部で引き取っていただくものもたくさんございました。私はこの総会をもちまして代表の職を辞任をさせていただきたいと存じます。全国幹事会まで代表を務めさせていただいたことに、心から皆さん方に感謝申し上げたいと思います。短い期間でしたけれどもお世話になりました。ありがとうございました。 中川:それでは諮りたいと思います。ただ今の代表のご自身の態度表明を両議員総会として了承するということで確認をいたしますが、意義はございませんか。 複数:なし。