「デビュー前とは思えない」ME:Iがファンコン最終公演で魅せた“日プガールズ”時代からの急成長
これで“デビュー前”なのはどう考えてもエグすぎる──。それほどまでに、4月14日の代々木競技場第一体育館は熱狂に満ちていた。 【写真】まさかのME:I「トロッコ演出」でどよめく観客 ME:I初のファンコンサート『2024 ME:I LAUNCHING SHOW ME:ICONIC』。3月27日の東京公演から始まり、続いて大阪公演、そして東京の追加公演と、あわせて全9公演を実施。4月14日の夜公演はその“千秋楽”だった。 観客席はスタンドからアリーナの3階席まで、思い思いのボードやうちわを持ったYOU:ME(ME:Iのファンネーム)で埋め尽くされ、開演前から絶えることなく好きなメンバーの名前や愛のこもったメッセージが叫ばれていた。 デビュー前にもかかわらず、ここまで熱狂が生まれている理由は、YOU:MEの大半が「国民プロデューサー」として、サバイバル・オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』の練習生時代から彼女たちの成長を見守ってきたから。
あの人気曲が追加!? YOU:ME大歓喜の特大サプライズ
これまでの公演では、新曲「Click」のほか、収録曲の「Sugar Bomb」、オーディションで披露した「想像以上」「CHOPPY CHOPPY」「LEAP HIGH! ~明日へ、めいっぱい~」「&ME」「FLY UP SO HIGH」を中心に、間にトークやミニゲームを挟みながらパフォーマンスしてきたME:Iだったが、追加公演ではまさかの特大サプライズ。 ミニゲームがない代わりに、オーディション課題曲の「TOXIC」と「HERO」(安室奈美恵)を追加公演限定で披露した。 「TOXIC」はオーディション当時、KOKONA、RAN、AYANEが同じグループで歌っていた楽曲。イントロが流れたとたん、客席からは悲鳴にも似た歓声が上がった。追加公演でのセンターはKOKONAが務め、ME:Iバージョンとして会場全体を“中毒”状態に。 「HERO」はTSUZUMIとSHIZUKUにとって思い出深い曲。ふたりがポジションバトルで披露した楽曲で、デビューが決まった今も「いつか歌いたいね」と話していたそう。TSUZUMIのソロパートから始まり、涙ぐみながら、11人で高らかに歌い上げた。 さらに、アンコールではME:Iの公式キャラクター「ME:EYE(ミャイ)」のトロッコが4台登場。メンバーが2~3人に分かれてトロッコに乗り、アンコール曲を歌いながらサインボールを投げる場面も。 豪華すぎるサプライズの連続に、客席からは「マジ!?」「うれしすぎる!」と、驚きと歓喜の声が上がっていた。