ティモシー・シャラメ主演 映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』ボブ・ディランの栄光と苦悩を映し出す予告映像公開
アカデミー賞ノミネート監督であり、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』、『フォードvsフェラーリ』のジェームズ・マンゴールドが、主演にティモシー・シャラメを迎えて贈る最新作、映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』。この度、本作の日本公開日が決定し、予告映像と新たな場面写真が公開された。 本作では、60年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子が描かれる。キャストには、ディランを演じたシャラメのほか、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリーら名優たちが集結する。 この度公開された予告映像の冒頭では、シャラメ演じるボブ・ディランが、故郷のミネソタを後にし、フォーク・ギター1本だけを抱え、ヒッチハイクでニューヨークへ降り立つ姿が。時は1961年、米ソ冷戦や公民権運動から若者文化の興隆など、社会・文化が大きく変わろうとする激動の時代の中で、 何者でもなかった19歳の一人の青年は、様々な人々と出会い、魅力的なパフォーマンスと楽曲で、一気にスターダムを駆け上がっていく。彼の存在は大きく時代を動かし“フォーク界のプリンス”“若者の代弁者”として時代の寵児となっていくが、高まる名声とは裏腹に、自分への周囲の期待と、本来の自分自身との軋轢に葛藤する彼の前に、運命は過酷な試練を与える。 ディラン役を演じるにあたってシャラメは、すべての歌唱シーンを自身の声で歌い上げる圧巻のパフォーマンスを劇中で披露。ディラン独特の鼻声も見事に再現し、公開された予告映像では、ディランの初期の名曲「北国の少女」を始め、2004年にローリング・ストーン誌が史上最高の名曲No.1に選出した「ライク・ア・ローリング・ストーン」も披露されている。 映像内では、ボイド・ホルブルック演じるジョニー・キャッシュの姿も登場。ピート・シーガー役を演じるエドワード・ノートンや、当時のディランの恋人スージー・ロトロにインスパイアされたシルヴィー役を演じるエル・ファニング、「フォークの女神」ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロ、そして、スクート・マクネイリー、ダン・フォーグラーら魅力的な共演陣が当時の熱気を再現する様子が映し出されていく。 また、本作には、ボブ・ディラン本人も製作に協力し、シャラメはプロデューサーとしても参加している。 映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は、2025年2月 全国公開。
otocoto編集部