<中学生”いじめ”受けたとして自殺図る>委員”一新”した『第三者委員会』 「家族に寄り添って調査進めたい」(宮城・名取市)
宮城・名取市の中学生がいじめを受けたとして自殺を図り亡くなった問題で、名取市は委員を”一新”した「第三者委員会」を開いた。
名取市の男子生徒(当時中学3年生)は、学校でいじめを受けたとして去年12月に自殺を図り、今年8月亡くなった。
21日の「第三者委員会」は、遺族の再調査の要望に応えた市が、委員を”一新”して開いた初会合。 委員には、これまでいた学校関係者を除き、弁護士・医師・臨床心理士・大学教授2人の合わせて5人が選ばれ、委員長は弁護士が務める。
名取市いじめ防止対策調査委員会・委員長 鎌田健司弁護士 「できるだけご家族の意向・要望を聞きながら、寄り添って調査を進めていきたい」
今後 月1回のペースで委員会を開き、遺族の話を聴く機会も設ける方針だ。