映画好きにはたまらない!「台本ライブラリー」を備える(超)マイクロ・コンプレックス〈下北現像所〉がオープン
コロカルニュース
■下北沢のミニシアター〈K2〉の運営に携わるMotionGalleryによる〈下北現像所〉 映画好きにとってたまらない場所、何度も行きたい場所ができました。12月1日(日)、東京・下北沢の複合施設〈ボーナストラック〉に「映画が身近にあることで日々がちょっと豊かになることが実感できる場所」を目指した、(超)マイクロ・コンプレックス〈下北現像所〉がグランドオープン。国内最大級のクラウドファンディング・プラットフォーム〈MOTION GALLERY〉、そして下北沢のミニシアター〈K2〉の運営に携わる〈MotionGallery〉社が手がけています。 【写真で見る】さまざまな作品の台本をアーカイブする「台本ライブラリー」。 今回〈下北現像所〉がオープンした場所には、世界中のショートフィルムをブラウン管テレビで楽しむことができるVHSカフェ〈TANPENTON〉がありました。そのバトンを運営のNOTHING NEWより引き継ぎ、映画を「楽しむ」ための新しい体験を“現像”していくことを目的としてこの名がつけられています。また、「映画の原点、原液」とも言える台本を起点として、新しい映画製作体験の提供をNOTHING NEWとともに挑戦。〈下北現像所〉は、制作~参加~発信まで、映画文化にまつわるクリエイションの循環が起こる場所として、新しい映画文化を発信していくことを目指しています。 ■台本ライブラリーや8ミリフィルムの販売やワークショップも 〈下北現像所〉ではクリエイターが集う場所、アイデアを実現する場所、自然にクリエイターになれる場所にすべく、4つのサービスを展開しています。 そのひとつがアーカイブ機能を意識した、台本図書館の「台本ライブラリー」です。新旧織り交ぜて、さまざまな作品の台本をアーカイブしていき、販売や持ち出しは行えない、ここでしかできない体験とし、映画のタイムレスな魅力に浸れる場所を目指しています。また、製本していない作品は、積極的に製本し、アーカイブしていきます。 ふたつ目のサービスが8ミリフィルムに関するサービス。映画の歴史を遡ると、やはり重要な媒体であるのが「フィルム」です。制作体制はより一層デジタルに移行する中、相対的にそのアーカイブ性からもフィルムの重要性が高まりつつあります。 そんなフィルムも台本に並ぶ映画の重要な要素であることに着目し、〈下北現像所〉では新しいフィルムコミュニティを創っていきたいと考えています。カメラ・フィルム販売はもちろん、フィルムに関するワークショップ(不定期)、現像撮影された8ミリフィルムを預かり、8ミリカラーネガフィルムの現像やHDオーバースキャンサービスを展開予定です。