「コカ・コーラ」好調 勢い加速へサンタと乾杯できるドローンショーを開催 「乾杯によって会場全体に一体感を生み出す」
コカ・コーラシステムは、11月27日に神戸、12月7日に横浜で「コカ・コーラ クリスマスドローンショー2024」を実施し、クリスマスに向けて「コカ・コーラ」ブランドをアピールして勢いを加速させる。 【写真】夜空に「コカ・コーラ」のクリスマストラックやサンタクロースを立体的に動いた2023年の横浜会場の様子 今年の「コカ・コーラ」ブランドは、昨年に引き続き好調に推移。前年比2桁増の好調で着地した2023年に対し、12月7日時点でその数量を上回ったという。 好調要因について、日本コカ・コーラの広報・渉外&サステナビリティー推進本部広報部シニアマネージャーの大内多恵子氏は「今年は『コカ・コーラ ゼロ』を中心とした体験型のコミュニケーション、食シーンの提案、『Coke STUDIO』など音楽での若年層への訴求を主に行ってきた。どれか一つがうまくいったというよりも、これらが総合的に働いた」との見方を示す。 昨年のドローンショーはインターネットを中心に大きな反響を呼んだことを受けて、今年は「乾杯によって会場全体に一体感を生み出すとともに、パーティーなどの楽しい瞬間に『コカ・コーラ』があることを伝えたい」との考えのもと、会場を増やし横浜では花火とのコラボレーションも行うなどして拡充した。 ショーでは、「コカ・コーラ」ブランドの今冬のメッセージ「夜空を見上げて、コークで乾杯。」にちなみ、ドローンで描かれたサンタクロースと乾杯できる一幕も用意した。 来年もこれらの訴求を続ける方針。 「リアルの体験には参加できる方に限界があるため、体験できなかった方にもいかに疑似体験をしていただけるかが重要。また、日本では食事の際にお茶などを飲む方が多く、食シーンもまだ開拓できると考えている。今後のコミュニケーションの大きなターゲットとして、Z世代を設定している」と意欲をのぞかせる。