世界2位アルカラス 今季負けなしの“ライバル”シナーは「優勝しても驚かない」<男子テニス>
リオ・オープン
19日に開幕した男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)に第1シードとして出場する世界ランク2位のC・アルカラス(スペイン)が記者会見に登場。前週のIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)で準決勝敗退を喫したことや、今季負けなしの同3位 J・シナー(イタリア)についてコメントした。 【ダニエル 太郎、西岡 良仁らミフェル・テニスOP組合せ】 2022年のリオ・オープン王者で、昨年も準優勝を果たしている20歳のアルカラス。前週はIEB+アルゼンチン・オープン連覇をかけて出場したものの、準決勝でN・ジャリー(チリ)にストレート負けを喫した。 会見でアルカラスは「ここで良い結果を残したいなら、もっと上を目指していかないといけないね。ブエノスアイレスでプレーしたときよりも、ブレークポイントを握られたときや、神経が高ぶっている難しい場面でのプレーを学ばなければならないと思う」とコメント。 また、会見では今季の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)やABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)で優勝を飾り、マッチ12連勝と快進撃の止まらない“ライバル”シナーに言及した。 「彼(シナー)はハードワーカーだし、彼が優勝しても驚かない。彼のレベルに到達したいのなら、毎日100パーセント働かなければならない、とポジティブに捉えるようにしているよ」 アルカラスはリオ・オープン1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク118位のT・モンテイロ(ブラジル)と顔を合わせる。