【静岡県 2024年版】 春の絶景・風物詩10選 浜名湖花博“世界一の花畑”が広がる花の博覧会
◆那賀地区・田んぼを使った花畑
賀茂郡松崎町那賀地区は「ふじのくに美しく品格のある邑づくり」連合によって「美しく品格のある邑」にも認定されている、その地域ならではの魅力を大切にするのどかな風景が広がる町。「みんなでつくる、みんなの花畑」をスローガンに約3万平方メートルの水田に美しい花畑が広がっている。 毎年2月中旬から順々に開花する「アフリカキンセンカ」、「るりからくさ」、「姫金魚草」、「つましろひなぎく」、「ひなげし」、「矢車草」の6種類の花々。一面に花畑が広がり、まるでおとぎ話の世界にいるかのよう。開花時期が少しずつ異なり、訪れる時期によって、いろいろな表情を見せる花畑でもある。 本物の人間のようなリアルかかしも設置されているのもおかしみがある。「花とロマンの里」を謳う松崎町の代表的な花畑だ。 見ごろの時期:例年3月~5月 那賀地区・田んぼを使った花畑(なかちく・たんぼをつかったはなばたけ) 所在地 静岡県賀茂郡松崎町那賀
◆道の駅天竜相津 花桃の里
四方を天竜美林が囲み、茶畑が山肌を覆う自然豊かな地域。地域の観光スポットである船明ダム湖にかかる「夢のかけ橋」からは、悠々と流れる天竜川と山々を見渡せる。 春には500本の花桃が咲き誇り、ダムの青々とした水面から薄ピンクの桜の花びらが舞い散る様を鑑賞することができる。 カヌー体験ができる「天竜相津マリーナ」や、歩行者・自転車専用の「夢のかけ橋」もあり、1日ゆっくり楽しめるスポット。花桃ソフトクリームや期間限定の花桃まんじゅうなど、季節を感じさせるグルメもズラリ。絶景とあわせて楽しみたい。 見ごろの時期:例年3月上旬~中旬ごろ 道の駅天竜相津 花桃の里(みちのえきてんりゅうそうづ はなもものさと) 所在地 静岡県浜松市天竜区大川31-10
◆山中城跡
山中城跡は箱根山の標高約580メートルの場所にあり、後北条氏の「北条流築城術」によって築かれた山中城の遺構が、復元・保存された国の史跡。 「戦国時代末期に後北条氏によって築かれた山中城。豊臣秀吉の小田原征伐で激しい攻撃を受け、北条氏の滅亡とともに廃城になったと伝えられています。 現在、城跡は公園として整備されており、障子堀や畝堀が残っています。残春には富士山を背景につつじの花が咲き誇り、ワッフルのような障子掘を華やかに彩ります」(静岡県観光公式サイト「ハローナビしずおか」) 山中城跡(やまなかじょうあと) 所在地 静岡県三島市山中新田