疎遠になるのは寂しいけれど悲しいことじゃない。モデルはまじが友達について思うこと
モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。 【写真】48歳になった今も驚くほど美肌!モデルはまじの最新カットを見る お盆で帰省したり、同窓会が開催されたり、夏は昔からの友人と久しぶりに会うことが増える時期。モデルはまじに「友達」について聞いてみました。
友人たちと長く仲良くいられるのは「距離」があるから
「自分では多いとか少ないとか意識したことはなかったのですが、夫から見ると私はとても友達が多いんだそう。確かに言われてみれば、小学校の5、6年生で同じクラスだった友達とのLINEグループがあって、今も連絡したり、帰省したら集まったり。中学時代に出会った親友とは今も仲良しで、私の随筆集『けだま』にも登場してもらっています。彼女のお母さんから毎夏に送られてくるメロンとアスパラはうちの家族だけじゃなく、近所のママ友も心待ちにしていたり(笑)。 進学したり、仕事を始めたり、子どもが生まれたりして新しいコミュニティができて。自然に友達も増えて、長く縁が続いているので、自覚はなかったけれど、友達は多いほうなのかもしれません」 「秘訣を語るようなことはあまりないのですが、長くみんなと仲良くやってこれたのは、“距離感”だと思います。 北海道にいる友達は、物理的に距離があるので、会えるのは年に1回くらい。上京してから仕事を通じて仲良くなったメンバーも仕事を含めて会うのは月に数回。会うのも連絡取るのもそこまで密じゃない。友人関係だけじゃなく、親子にも言えるのかなと思うのですが、距離が近すぎると、ときに疎ましく感じることもあると思うんです。でも距離があると、いたわり合えるし優しくもなれる」
撮影/沼尾翔平 スタイリング/亀甲有希 ヘア&メイク/吉岡美幸 構成・文/幸山梨奈
浜島 直子