防災知識 楽しく学習 クイズやスリッパ作り、児童が挑戦 岩手・花巻
花巻市社会福祉協議会湯本支部(金矢多喜男支部長)の児童支援事業「楽しく学ぼう防災のこと」は21日、同市立湯本小学校で開かれた。県立大の学生による防災クイズや新聞紙スリッパ作りが行われ、参加した児童らが防災への意識を高めた。 災害時の避難先での対応を知ってもらおうと開催。同校の児童約40人とその保護者が参加し、同大防災復興支援センターの学生団体FROMの本田啓人さん(22)ら3人が講師を務めた。 児童は2択の防災クイズに挑戦し、土砂災害は全国で毎年1000件以上発生していることや、大雨や洪水で避難する時は長靴よりもスニーカーが適していることを学んだ。地域の指定避難所の位置や災害用伝言ダイヤルの活用法を確認し、新聞紙を使った緊急用のスリッパ作りを体験した。