セクシー女優に年齢制限はある?「超お姉さん系女優」の“需要とギャラ事情”を紐解く
年齢を重ねた後の収入は?
オトナの世界は、基本的に年齢を重ねると稼ぎが少なくなる。20代のころは200万、300万当たり前だったのが半分に下がるなんてよくある話。これは当時と同じ売り上げを保っていられなかったり、ハードルを下げた店(つまりギャラも安い)へ移籍したり、体力や体調の問題で出勤日数を大幅に減らすのが原因と言えよう。 若い子が絶対正義ではないけれど、悲しいかな夜職は20代が有利な世界。フレッシュな人材には期待を込めて星5つ的な感じで、先行投資がてら高いギャラ(時給やバック)を提示するけど、年齢を重ねている人への投資はかなりギャンブル。もともと数字を持っていない40代、50代を甘やかすほど業界は優しくない。 「夜職は成績を残せたらそこそこの年齢までは粘れる。しかし、体力等の限界を考えると、一般職よりかは遥かに短命」というのが私なりの考えだ。闇金ウシジマくんのとあるチャプターで“キャストが高給取りなのは退職金を前貰いしているようなもの”、というセリフがあるが、あながち間違いではない。 延命措置は取れても、寿命自体は長くないのは働いている当事者が痛いほど理解している。令和のナイトワーカーは可能な限り稼いで、パパッと第二の道へ進むパターンが多いとのことだが、この話題はまた別の機会に話そうか。 文/たかなし亜妖 ―[元セクシー女優のよもやま話]― 【たかなし亜妖】 元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
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