【キャサリン妃とメーガン夫人、ストールの巻き方比較】王道派vsモード派、どっちが好み?
10月に入ってもいまだ秋すら感じられない気温が続きますが、とはいえ着実に日は短くなり、朝晩は涼しさも。体温調節が難しい毎日ですが、そんな時に便利なのがスカーフやマフラー! 首、手首、足首、3つの関節を冷やさない方が良いと言われますが、冷房対策も含め、首を守るアイテムが端境期には活躍してくれます。秋スタイルには勿論、Tシャツの上に巻くだけで、暖かい上にちょっと秋感もプラス。 【写真で解説】キャサリン妃とメーガン夫人のストールの巻き方をもっと見る そんな小物使いを、英国王室キャサリン妃とメーガン夫人、タイプの異なるお2人で比較してみました。やはり、色選びや巻き方にも違いが! さて、自分のスタイルは、キャサリン妃、それともメーガン夫人に近い? またはTPOや洋服に合わせて、おふたりのスタイルをミックスするのもあり。今の時期に活躍してくれる、ストールの素材、色、巻き方に注目です。
キャサリン妃:ハート柄のスカーフ
4年前のキャサリン妃。ミリタリー調のダブルの金ボタン付きコートの襟元に、赤のハート柄のスカーフを巻かれています。かねてから愛用のロンドン発ブランド、ビューロ・ロンドンのもので、ネパールの女性たちに雇用を生むチャリティに関連したアイテムでもあるんです。ウール、シルク素材とこれもシーズンレスで使える上、モチーフの可愛さで、ベーシックカラーのアクセントになります。 ちなみにこの訪問時期というのが、バレンタインデーの10日前ということで、意識をされたとみられています。 巻き方は、縦にキレイに畳んだものをコートの襟に合わせて入れるだけ。色や柄にインパクトがあるので、巻き方は凝らずにきちんと。プリンセスらしいバランスですね。 私たちの場合には、Tシャツやシャツなどシンプルカジュアルなアイテムに、無造作にグルグル巻きでも可愛いはずです。
メーガン夫人:グレーのアルパカ大判ストール
こちらは2017年、婚約発表直前のメーガン夫人ですが、噂でもちきりの頃。当時の居住地・カナダからハリー王子の住むロンドンを訪れお買い物中の、最後ともいえる貴重なプライベートなお姿でした。 グレーのレザージャケットに、黒のニットとデニム、ブーツを合わせ、仕上げに大判のストールを巻いた、メーガン夫人らしいスマートカジュアルなスタイルですね。全身でモノトーンなカラーコーデも、上半身をライトグレーでまとめているため、暗さはなくむしろシックでエレガントな大人のカジュアルスタイル。 このストールが、カナダ発ブランド、セントーラーのもので、100%ベビーアルパカを使ったものと、肌触りや柔らかさは勿論、暖かさもお墨付きと、クオリティの高さも夫人らしいチョイスです。 サラリとひねりを加えながらふた巻きしただけの巻き方ですが、サイズ感と質感、色の上品さが加わって、カジュアルスタイルをストールが格上げしてくれています。 まさに一枚あると便利な大判ストール。どんな色でもお洒落に合ってくれるこんな色なら間違いなしで、明日から活躍です。
にしぐち 瑞穂