【国内最大級】「西日本陶磁器フェスタ」5万点が一堂に 岸田首相が米大統領夫妻に贈ったコーヒーカップのレプリカも展示 北九州市
FBS福岡放送
国内最大級の陶磁器のイベント「西日本陶磁器フェスタ」が、19日から北九州市で始まりました。展示販売されているその数は、5万点超えです。
■児玉悠一朗記者 「陶磁器がずらりと並んでいまして、多くの人が訪れています。」 ことしで46回目を迎える「西日本陶磁器フェスタ」の会場には、佐賀県の有田焼や長崎県の波佐見焼をはじめ、全国185の窯元で作られた、5万点を超える陶磁器などが展示販売されています。
こちらは裂紋(れつもん)と呼ばれる、ひび割れが特徴的な岡山県の備前焼のカップです。茨城県の笠間焼の花瓶は、コバルトブルーのグラデーションが鮮やかです。 ■訪れた人 「薄手のお皿を何枚か買いました。好き好きでいろいろあるので楽しみです。」 「ずいぶんオシャレで変わったお皿が出てきていますよね、最近は。」 また、能登半島地震の被災地、石川県を応援しようと、久谷焼や輪島塗のコーナーが設けられています。中には、ことし4月に岸田首相がバイデン大統領夫妻に贈った「輪島塗」のコーヒーカップのレプリカも展示されています。 ■田谷漆器店・田谷昂大さん 「地震から9か月近くたとうとしていて、いつまでも地震の影響を受けながら苦しいという感じではなくて、何があっても、僕らの作っているものは世界に誇れるものだと皆さんにアピールしたい。」 会場にはロールケーキのイートインコーナーもあり、ことしは44種類が日替わりで販売されます。 「西日本陶磁器フェスタ」の入場料は600円で、24日まで開かれています。