『刀剣乱舞 廻 -々伝-』同田貫正国役・櫻井トオル語る&最新キャラPV
「刀剣乱舞」シリーズの最新作『刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-』の劇場上映が、いよいよ来週の8月16日に迫っている。これにあわせたオフィシャルインタビュー第4弾として、物語の印象や本作のお気に入りシーンなどが紹介されている同田貫正国役・櫻井トオルのインタビューが公開された。 また、各キャラクターの活躍シーンを早めに楽しむことができるキャラクターPVも、同田貫正国が公開された。 【関連画像】PV場面カットや櫻井さんを見る(写真7点) 『刀剣乱舞』シリーズは、PCブラウザ&スマホアプリゲームの『刀剣乱舞ONLINE』に端を発する大人気シリーズ。プレイヤーは審神者(さにわ)として、名だたる刀剣が戦士へと姿を変えた「刀剣男士」とともに、歴史改変を目論む「歴史修正主義者」を相手に戦う刀剣育成シミュレーションゲーム。アニメのほかにもミュージカルや歌舞伎など、幅広いメディア展開によって人気を博している。最新作の『刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-』は、舞台版の脚本を原案としたTVアニメ『刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-』の前日譚で、8月16日(金)から3週間限定で公開予定。 <同田貫正国役・櫻井トオル オフィシャルインタビュー> ――『刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-』(以下、『々伝』)について、台本を読んで感じた物語の印象を教えてください。 櫻井 とても綺麗にアニメ『虚伝』(アニメ『刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-』)へと繋がるストーリーになっていたので、「面白い!」「絶対に審神者(視聴者)も楽しんでもらえる」と感じました。誰もが知る歴史に刀剣男士たちがどう絡んでいくのか、どのような描写がされるのかが気になりながら台本を読んでいましたね。また、同田貫正国と鶴丸国永が働く場面があるのですが、そこが面白かったです。鶴丸は適当にサボりながら情報収集しているんだろうけど、きっと同田貫は真面目に働いているだろうなと想像しながら収録しました。 ――演じる同田貫正国について、アニメ『刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-』との違いや、新たに見つけたキャラクターの魅力はありましたか? 櫻井 舞台『刀剣乱舞』」シリーズの第1作「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」を脚本原案としているので、今作の同田貫には舞台版の役者・武子直輝くんの要素も入っているなという印象を受けました。同田貫は口数が少ないイメージがあったのですが、今回は嫌味や冗談を言うシーンがあって、「刀なんだけど人間臭い」というのが新たに抱いた印象でしたね。 ――櫻井さんから見て、6振りのチーム感はいかがでしたか? 櫻井 連携が取れていて、すごく良いチームだと思いました。燭台切は部隊の補佐的な役割を担い、鶴丸はこの中では一番古い刀だけあって、部隊を1歩後ろから見守っている。そして、長谷部のおかげで山姥切が変わるきっかけにもなる。僕が何より驚いたのは、同田貫が部隊の潤滑油的立ち位置だったこと。戦いの中で大倶利伽羅に「俺ひとりでも十分だった」と言われた際、「お前がいてくれて助かったぜ」と返しているんですよ。同田貫は言い返すイメージがあったので。すごくバランスの取れた部隊でしたね。 ――演じていて楽しかったシーンや、お気に入りのシーンなどがあれば教えてください。 櫻井 戦闘シーンももちろん好きなのですが、僕は他シリーズも含めて刀剣男士たちの日常を描くパートが好きなんです。朝起きて、顔を洗って、野菜を収穫して、ご飯作って、みんなで一緒に食べて……。アニメで動いている姿が見られると「みんなこうやって生活しているんだな」と想像を補填できて楽しくなります。任務中の様子も同じく。先ほど言ったように『々伝』では人間と関わるシーンがあるのですが、彼らを助けることで歴史に影響があるかないかをこんのすけに確認しているんです。「戦場ではこんなやり取りをしているんだな」「命じられたこと以外でも人を助けたりするんだな。良い奴!」と思いながら演じていました。 ――櫻井さんが思う、本作における同田貫正国の見どころをお願いします。 櫻井 やはり戦闘シーンではないでしょうか。同田貫のイラストを担当されているAKIRAさんとお話をさせて頂いた際、「『刀剣乱舞』はいろんな作品展開があるけれど、同田貫はあまり戦っていないよね」と話したことがあるんです。しかし、同田貫は本丸の中ではトップクラスと言っていいほど戦いが好きなキャラクターだと思ってるんです。今回やっと戦う機会を得られて良かったなと思いました。是非、戦闘シーンにご注目ください。 (C)2024 NITRO PLUS・EXNOA LLC/『刀剣乱舞 廻』製作委員会
アニメージュプラス 編集部