サブスク解禁の余波? Hey! Say! JUMP、ファンの“悪い予感”が的中した最新アルバムの「衝撃的な売り上げ数字」
11月27日、アイドルグループ「Hey! Say! JUMP(以下、JUMP)」が、11枚めのアルバム『H+(エイチ)』をリリースした。 【写真あり】「Hey! Say! JUMP」メンバーの新婚幸せ姿 同アルバムは、26日付の「オリコンデイリーアルバムランキング」で12万3731枚を売り上げ、1位にランクイン。順調なスタートを切ったかに思えるが、ファンの胸中は穏やかではないようだ。 「2023年12月発売のアルバム『PULL UP!』は、初日売り上げ14万2833枚だったため、およそ2万枚ダウンするという結果になりました。 2024年にアルバムをリリースしたSTARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)所属グループの初日売り上げは、Snow Manの『RAYS』が82万枚、SixTONESの『THE VIBES』が38万枚、なにわ男子の『+Alpha』が27万枚、WEST.の『AWARD』が18万枚を売り上げており、後輩に水をあけられる結果になっています。 JUMPは今回のアルバムを引っさげ、12月から2025年2月にかけてドームツアーを開催するため、ファンの注目度も高まっています。そうした背景も鑑みると、今回の売り上げは衝撃的な数字だったといえます」(芸能記者) アルバム発売と同じ日、JUMPはこれまでにリリースしたシングルやアルバムなど計349曲をサブスクリプションサービスで配信した。JUMPは2023年にデジタルシングル『P.U!』をリリースしているが、本格的な“サブスク解禁”とあって、ファンから歓喜の声が続出した。 ただ、Xでは、こんな“悪い予感”を気にする声も。 《JUMPもその内サブスク解禁するとは思ってたけどまさかの発売日売上大丈夫そ?》 《17年JUMP担だしシングルアルバム全曲所持してるから今サブスクでても笑 てか、今後の売上に影響しなきゃいいけど……》 《JUMPのサブスク解禁すっっっごく嬉しいけど、元々JUMP担ってCD買わない人多いからさらに売上減りそうな懸念しかないよ》 《JUMPサブスク解禁…!? 嬉しいけど売り上げは落としたくない…》 といったように、サブスクの解禁にネガティブな反応も多いのだ。 たしかに、彼らのアルバム売上にマイナスの影響を与えた可能性もあるかもしれないが……。前出の芸能記者はサブスク解禁のタイミングについて、こう語る。 「配信された曲のなかには、同日発売した『H+』の曲も含まれているんです。最新アルバムの曲がデジタルで配信されることで、“『聞けたらいい』という人には、アルバムを買わないという選択肢が生まれたかもしれません。 もちろん、サブスクだけが、売り上げが下がったすべての原因とは言えません。ただ、サブスク解禁により、今後のCDやアルバムに少なからず影響を与えるのは間違いないでしょう」 長らく、旧ジャニーズ事務所のグループはCDの販売を重視していたが、1月にSUPER EIGHT、5月にKing & Prince、9月にNEWSなど、各グループがサブスクを続々と解禁している。こうした動きを歓迎するファンも多いなか、ファンの懸念が多いのはこんな理由もある。 「STARTO社になっても、やはり『CDの売上』をひとつの人気の基準にしているような印象が強いからです。シングルやアルバムで高い売り上げを誇るSnow ManやSixTONES、なにわ男子などは、ドームやアリーナクラスのライブをする機会が多く、ライブ演出も、より力の入ったものになる印象です。この先、JUMPのCDの売り上げが伸び悩むことで、ライブへの影響を心配するファンがいるのも当然です」(同前) グループ名の「Hey! Say! JUMP」には、「平成の時代を高くジャンプしていく」という意味が込められている。サブスクが主流となった令和でも“ジャンプ”できるか──。