カリフォルニアは山火事の季節 州北部で500人超に避難命令
ダウニービル、カリフォルニア州、9月5日 (AP) ― 米西海岸カリフォルニア州北部のシエラネバダ山脈で炎上中の森林火災は、諏訪湖の広さに相当する13平方キロメートルを焼き尽くした。消火活動は捗っており、延焼を食い止めてはいるが、数百人の住民に避難命令が出されている。 「ベア・ファイアー」は9月2日、タホ湖の北約80キロ、ネバダ州との州境辺りで出火したが、これまでけが人などは報告されていないものの、3日夜の段階で500人以上の住民に避難命令が出されている。 カリフォルニア州中部では45度を超える猛暑の中、消防隊が「ブーン・ファイアー」の消火に懸命だが、消火率は5%だ。 州南部の砂漠地帯では、デスバレーのファーネス・クリークで週明けに最高気温47.7度が予想されている。 消防当局はカリフォルニア州全体に赤旗警報を出して、山火事の危険性を呼び掛けている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)