【ごはんが止まらないレシピ】 豚バラ大根の甘辛煮のっけごはん 「お肉はバラ肉一択。他部位は禁止」
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、しらいさん。
vol.206 豚バラ大根の甘辛煮のっけごはん
豚バラ肉と大根の煮物が大好きで、冬になると必ず作っているのですが、大根に味がしみるまで時間がかかるんですよね。そこで、大根を千切りにしてきんぴらのように炒めたところ、あっという間にできて、そしてごはんがすすむすすむ。 見た目が非常に地味なので、他のおかずがあるとこの甘辛煮は素通りされがちなんですが、一口頂くと心(胃袋)を鷲づかみにされます。だまされたと思ってぜひ作ってみて。 ■材料(1人分) ・豚バラ薄切り肉:2~3枚(75g) ・大根:4cm(200g) ・生姜千切り:1片 ・赤唐辛子輪切り:小さじ1/2 ・ごはん:適量 A ・醤油:大さじ1と1/2 ・みりん、酒:各大さじ1 ・砂糖:小さじ2 ■作り方 (1) 豚肉は2センチ幅に切る。大根は5ミリ幅の千切りにする。 (2) フライパンに豚肉を入れて強めの中火で熱し、箸で崩しながら1分ほど炒める。豚肉から脂が出てきたら、生姜、大根を入れる。Aを入れ、大根がしんなりするまで炒める。ごはんにのせて食べる。 お肉は豚バラ肉一択です。豚バラの脂がおいしさの秘密なので、他の部位の代用は禁止です。すみません、時には厳しく参りたいと思います。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
しらいのりこ