ロゴの文字をよ~く読むと……?ファッションの畑で“秋の恵み”が豊作を迎えたぞ!
この秋は店頭からコメが消える騒動もあったが、流通不足は徐々に解消されている模様。豊作不作の差はあるにせよ、秋の恵みは、できれば不安なく享受したいものである。 ▶︎すべての写真を見る そんななかファッションの畑にも実りの秋を象徴するアイテムを発見。
一見、アメカジの王道といえるデザインのレタードスウェット。だがよくよくロゴの文字を読めば、ライス、ポテト、ブロッコリー、ズッキーニである(ズッキーニが夏野菜だという指摘は甘んじて受けよう)。 このスウェット“畑オタクのためのプロダクトブランド”を標榜するカイメンのもの。農業や野菜をより身近に感じてほしいという思いをデザインに込めている。 2021年のブランド発足以来の人気アイテムで、これまで「EGGPLANT(ナス)」や「BITTER MELON(ゴーヤ)」といったロゴも販売していたという。
コットンとポリエステルを混紡した、裏起毛の生地を使用。我々好みのざっくりとした質感が特徴だ。 ブランド名のカイメンとは、ドイツ語で発芽を意味する。製作したプロダクトをタネに見立て、身に着けた人に発見、変化、共鳴の“芽”を生むきっかけになれたら、という思いが込められているのだ。
公式サイトの商品ページには価格やサイズのほか、それぞれの農作物に関するウンチクも記載されている。ぜひご一読を。 ちなみに今シーズンの新作はライス。こちらの“コメ”も早めのキープをお願いしたい。 清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 加瀬友重=文
OCEANS編集部