「家族版アドベンチャーツーリズム」日産が開始、全国28か所で「岩のぼり」や「火おこし」体験
日産自動車は11月13日、家族向けの新しい体験を提供する「NISSAN SERENA presents WONDER HUNTER」を開始した。このプロジェクトは、子どもの成長を促し、親も新たな発見を楽しめる「家族版アドベンチャーツーリズム」を提唱するものだ。
日産『セレナ』は、昨年から「旅育」や「食育」をテーマにした活動を展開してきた。今年は、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載した4WDグレードの発売に合わせ、アドベンチャーツーリズムに注目。一般社団法人日本アドベンチャーツーリズム協議会(JATO)と協力し、家族で自然や文化に触れ、学び、成長する機会を提供する。
アドベンチャーツーリズムは、自然や異文化、アクティビティを組み合わせた体験型観光で、地域の自然や文化の保全にも貢献する。日本では子どもの「外遊び離れ」が進行しており、日産はこの現状を受けて、子どもの「好奇心」や「行動力」を後押しするプロジェクトを立ち上げた。
「WONDER HUNTER」は、全国28か所で「岩のぼり」や「火おこし」など17種類のスキルを体験できる。デジタル体験も用意され、子どもたちはゲーム感覚で楽しみながら成長できる。親も新たな発見を楽しめるこのプロジェクトは、家族にとって新しいおでかけのスタイルを提案するものだ。
レスポンス 森脇稔