ルフィなどを名乗る男らが指示したとされる東京の強盗致死事件で、金沢市の実行役に検察側は無期懲役を求刑しました。 犯行当時、金沢市に住んでいた永田陸人（ながたりくと）被告は去年、仲間とともに、東京都狛江市（こまえし）の住宅で90歳の女性をバールで殴って死亡させ腕時計を奪った強盗致死などの罪に問われています。 検察側は24日の裁判で、「組織性・計画性が高く、極めて残虐な犯行」と指摘し、「平穏な生活を突如奪われた被害者の恐怖や無念さは計り知れない」と述べ、永田被告に無期懲役を求刑しました。 法廷では、遺族の心境を綴った意見陳述が読み上げられ、「極刑を希望します。ならないなら一日も長く刑務所にいて欲しい」と訴えています。