「CCBT COMPASS 2024」が5月3日に開幕。クリエイティブ×テクノロジーでこれからの創造性を作る・考えるための羅針盤を見つける15日間
クリエイティブ×テクノロジーを作り、体験し、考える15日間
人々の創造性を社会に発揮する活動拠点として渋谷に開所し、これまで10組のアーティストをフェローに迎え、アート、テクノロジー、デザインによるプロジェクトを展開してきたシビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]。5月3日より、パフォーマンス、ワークショップ、トーク、展示を通じて、クリエイティブ×テクノロジーを作り、体験し、考える15日間のイベント「CCBT COMPASS 2024」を開催する。会場は、渋谷・CCBTおよび有楽町・SusHi Tech Square(STS)1階。 本イベントは、アーティスト・フェローの作品等を中心に、CCBTのこれまでの活動を総合的に紹介するもの。クリエイティブ×テクノロジーが導く表現や考え方は、市民が作りだすこれからの都市や社会システム、コミュニティ、未来に向けたサスティナビリティ(持続可能性)への道しるべ(COMPASS)でもある。テクノロジーがもたらすこれからの創造性を作る・考えるための羅針盤(COMPASS)を参加者、街へとつなげる多彩なプログラムが展開される。 参加アーティスト(12組) CCBTアーティスト・フェロー ・木原共 + Playfool ・SIDE CORE ・浅見和彦+ゴッドスコーピオン+吉田山 ・犬飼博士とデベロップレイヤーたち ・野老朝雄+平本知樹 ・TMPR(岩沢兄弟+堀川淳一郎+美山有+中田一会) ・Synflux ・SnoezeLab. ・contact Gonzo ・ELECTRONICOS FANTASTICOS! ゲストアーティスト ・岩井俊雄※ワークショップ ・明和電機※パフォーマンス これまで、CCBTを拠点に開発されたプロジェクトがCCBTとSTSの2会場で展示される。作品は、すべてバージョンアップし、再展示。ELECTRONICOS FANTASTICOS!「発電磁行列」の支柱となる再生可能エネルギーを利用した「発電祭山車」など、AR(拡張現実)やコンピューター・シミュレーションを用いた新たな手法、AIと人間の関係性、都市空間、インクルーシブな環境やデジタルファッションへの探求など、アーティストが導くクリエイティブ×テクノロジーの多様な表現に出会える。 街へと繰り出す多彩なイベントも開催。渋谷の街を舞台に、浅見和彦+ゴッドスコーピオン+吉田山によるARを駆使する都市型展覧会「AUGMENTED SITUATION 1.2D」のほか、TMPR(岩沢兄弟+堀川淳一郎+美山有+中田一会)による、有楽町の街で、AIと人間が協働して世界を観測するワークショップも実施される。 STSの特設ステージでは、アーティストによるライブパフォーマンスを開催。contact Gonzoが身体の接触を超増幅させて会場に響かせたり、ELECTRONICOS FANTASTICOS!の家電を改造した「電磁楽器」の演奏や、お寿司の楽器も登場する明和電機のライブなど、アートとテクノロジーの創意工夫を、身体表現、音楽ライブで楽しめる。 最終日には、クロージングイベント「未来の運動会」が開催。クリエイターと市民が一緒に新しい運動会を共創する。 そのほか、ワークショップやトークなど多彩なプログラムが展開される。詳細はぜひ公式ウェブサイトをチェックしてほしい。
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