竜王戦七番勝負始まる 藤井竜王に対するは指宿観光大使の佐々木八段 おやつには鹿児島のふくれ菓子
鹿児島放送
将棋の藤井聡太竜王に佐々木勇気八段が挑む「竜王戦」七番勝負の第6局が11日から指宿市で始まりました。 竜王戦第6局の対局場、指宿白水館では、昨夜、前夜祭が行われました。 藤井聡太竜王 「指宿で対局をさせていただくのは2年前に続いて2回目になるんですけど、穏やかな海の眺めが素晴らしくて非常に対局に集中できる素晴らしい環境だというふうに感じています」 対する佐々木八段は指宿砂むし温泉がお気に入りでプライベートでも訪れているということで10日、指宿観光大使に任命されました。 佐々木勇気八段 「目標があったからこそここまで来れたっていう気持ちもあるので、白水館の対局が実現できたことをうれしく思っています」 対局の場となる指宿白水館では11日も全国からかけつけたファンの姿が見られました。 東京からのファン 「東京からでございます。今回は絶対に防衛でございます。決着をつけていただけると信じております」 竜王戦七番勝負は、第5局を終えた時点で藤井竜王が3勝佐々木八段が2勝と藤井竜王が4連覇に王手をかけています。 対局の行方とあわせて注目されるのが「おやつ」。 藤井竜王が注文したのは鹿児島の郷土菓子でした。 南九州市の旬蒸テラスのふくれ菓子です。 旬蒸terraceマネージャー 山村唯さん 「鹿児島というものをちょっと身近に感じていただけたらうれしいなって思います。今から同じものを食べに行くと電話があったりメールで問い合わせが来たりいろいろ反響があって びっくりしております」 佐々木八段は「フルーツ盛り」と「アップルジュース」、「知覧茶」を頼みました。 藤井竜王が4連覇を果たすのか、佐々木八段が勝って最終局まで持ち込むのか、12日の夜までには決着する見込みです。